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デジタルマーケティング

おすすめのCRMツール6選!価格や機能を徹底比較します

「CRMツールを導入したいけど、どれを使えばいいか分からない」「自社の規模感にあった価格のCRMツールを導入したい」と思っている人も多いでしょう。

本記事ではそれぞれのCRMツールの特徴や価格、機能について解説していきます。

本記事で分かる内容は以下の通りです。

・CRMツールの導入目的
・それぞれのCRMツールの機能や特徴、価格
・CRMツールを選ぶ際の注意点

CRMツールとは顧客情報を管理するためのツールのこと

CRMツールとは、顧客情報を管理するためのツールのことであり、顧客関係管理(Customer Relationship Management)の略称です。

主に、CRMツールは顧客情報を一元化し、「離脱予備顧客」「見込顧客」「既存顧客」「優良顧客」など、階層ごとに管理してくれます。

自社が育てているコンテンツが成長すると同時に、取り扱う顧客情報も徐々に増えていきます。そうなってくると、営業担当者のみでの顧客情報の把握は難しくなってくるでしょう。

そんなときに役立つのが「CRMツール」です。

手動で管理していた顧客情報をCRMツールを用いて管理すると、運用の負担を減らすと同時に、ターゲットとなる顧客が浮き彫りになるので顧客に対しての理解度がさらに高まり、質の高いマーケティングを行うことができます。

まとめると、CRMツールの導入目的は以下のようになります。

  • 顧客情報管理の負担が少なくなる
  • 顧客の分析がしやすくなる
  • 顧客に対して、適切なアプローチが可能に

WebコンテンツやSNSがマーケティングの主流となっている現代では、さまざまな企業がCRMツールを導入しています。

CRMツールを選ぶ際の注意点

CRMツールを選ぶ際の注意点を3つにわけて解説します。

自社の課題を浮き彫りにする

CRMツールを導入する前に、自社の顧客管理や顧客との関係性構築に関する課題を振り返ることを忘れてはいけません。

例として、以下のような課題が挙げられます。

  • 問い合わせや資料請求、Webサイトへのアクセスが少ない
  • 資料請求は多いが購買行動に結びつかない
  • 顧客名簿に書き加えるだけで更新を行っていない
  • 顧客名簿が十分に活用できていない
  • リピーターが少ない

課題を浮き彫りにして、必要な機能を備えたCRMツールを自社に導入することで、効果的なマーケティングが期待できます。

予算の確認

CRMツールを導入する場合には、予算内に収まるかどうかを確認することが大切です。

無料トライアルの期間が設けられたツールもありますので、慎重にコストを見積もりましょう。導入時にはシステムの導入コスト、CRMチームの人件費、月額料金、データ入力や分析作業の人件費などが必要です。

特に、人件費は忘れがちですが、作業量やシステムの定着期間などを考慮して計算しておくことが大切です。

導入目的の確認

CRMツールを導入する目的を確認し、優先順位を付けて目指す状態を明確にすることが 大切です。

導入目的としては、

  • 顧客管理の効率化
  • 顧客との関係性強化
  • 顧客満足度の向上
  • 顧客のリピート率の向上
  • 顧客単価の向上

などが挙げられます。

顧客との関係性強化が目的なら、コミュニケーション機能やデータの分析機能が優れた製品を、顧客管理業務の効率化が目的なら、使いやすい操作性のある製品を選ぶなど、目的に合わせたCRMツールを導入しなければ、より良い効果は得られません。

おすすめのCRMツール6選!

ここでは、おすすめのCRMツールを6つ紹介します。

Zoho CRM

企業名:ゾーホージャパン株式会社
URL:https://www.zoho.com/jp/crm/
おすすめの会社規模:1〜3000人

機能

    • 顧客情報の管理
    • 営業活動の管理
    • リード管理
    • 商談管理
    • 予算管理
    • 見積書作成
    • 請求書管理
    • サポート管理
    • カスタマイズ可能なレポートの作成
    • ソーシャルメディアの連携
    • セキュリティ管理
    • 日報の作成と管理
    • チームコラボレーション

特徴

Zoho CRMは、初期費用やオプション料金がなく、1ユーザーから利用可能です。
また、初心者向けの無料トライアル期間や、無料プランも用意されています。

ユーザーは自由にカスタマイズができ、直感的にわかりやすいUIが特徴です。

このような点から、Zoho CRMは初めてのCRMツールを導入する企業や小規模な企業におすすめのツールと言えます。

料金プラン 月額(1ユーザーあたり)
スタンダード 1,680円
プロフェッショナル 2,760円
エンタープライズ 4,800円
アルティメット 6,240円

※最低利用期間:1ヶ月
最低利用人数:1人
初期費用:0円
無料プラン:あり
無料トライアル:あり

UPWARD

企業名:UPWARD株式会社
URL:https://www.upward.jp/
おすすめの会社規:5〜9999人

機能

    • クライアント情報の管理
    • 営業成績の分析
    • 電話の活動記録
    • 訪問スケジュールの最適化
    • 訪問履歴の記録
    • 現在地付近の顧客をプッシュ通知
    • ルートセールス/保守業務向け機能
    • 地図作成・設定
    • ダッシュボード作成・分析
    • 付近の顧客検索&絞り込み

特徴

UPWARDは、GPS機能を活用し、スマホやタブレットで誰でも直感的に使えるCRMツールです。また、世界No.1のクラウドCRMであるセールスフォース・ドットコムと資本提携し、CRMと位置情報を完全に統合した日本初のサービスを提供しています。

さらに、UPWARDの導入実績として、大手企業を中心に約400社が導入しており、導入1年後には売上実績を5.5倍に延ばすなど、営業の効率化に貢献しているとされています。

UPWARDは中規模以上の企業におすすめです。

しかし、外回りが多くモバイルでの管理や報告が必要な場合、規模が小さくても有効活用することができるかもしれませんので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

料金プラン 月額(1ユーザーあたり)
ESSENTIAL 3,800円
STANDARD 7,800円
ENTERPRISE 12,800円

※最低利用期間:1年
最低利用人数:5人
初期費用:100,000円(税抜)~
無料プラン:なし
無料トライアル:あり

Salesforce Sales Cloud

企業名:株式会社セールスフォース・ジャパン
URL:https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
おすすめの会社規:1人〜

機能

    • 取引先および取引先責任者の管理
    • 商談管理
    • 見込み客管理
    • ワークフローと承認の自動化
    • ファイルの同期と共有
    • 売上予測
    • レポートとダッシュボード

特徴

Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するクラウド型のCRMツールです。

Salesforce Sales Cloudの特徴としては、顧客管理を一元的に行い、営業生産性を高め、社内の情報共有を促進し、商談成約率を向上させることができる点が挙げられます。

また、カスタマイジングが可能であり、営業プロセスの最適化や各種アプリケーションとの連携ができるため、セールス活動の効率化が実現できます。

さらに、モバイルアプリケーションも充実しており、スマートフォンやタブレットで営業活動を管理することができます。初期費用0円で最低利用人数も1人となっておりますので、小規模のCRMを検討されている方にオススメです。

料金プラン 月額(1ユーザーあたり)
Essentials 3,000円
Professional 9,000円
Enterprise 18,000円
Unlimited 36,000円

※最低利用期間:1年
最低利用人数:1人
初期費用:0円
無料プラン:なし
無料トライアル:あり

Senses

企業名:株式会社マツリカ
URL:https://product-senses.mazrica.com/
おすすめの会社規:10〜300人

機能

    • 顧客管理
    • 案件管理
    • 行動管理
    • 名刺管理
    • キャンペーン配信機能
    • メール一斉配信機能
    • webフォーム作成機能
    • AIによる営業成績の分析
    • レポートとダッシュボード
    • 手書きメモや名刺スキャンからの自動入力

特徴

Sensesは、営業の案件や顧客管理はもちろん、組織のナレッジやデータを資産に変えて"強い営業組織をつくる”がコンセプトとなっているCRMツールです。

また、SensesはAIを活用した組織の営業データの自動化や組織の成果最大化を目的としており、API連携や分析ツールの提供など、機能の充実が図られている点も特徴のひとつです。

他のCRMツールと比較すると、高めの価格設定ですが、最先端の機能が揃っているので、導入することによって質の高いCRMを実現することができます。

料金プラン 月額(1ユーザーあたり)
Starter 27,500円〜
Growth 110,000円〜
Enterprise 330,000円〜

※最低利用期間:1年
最低利用人数:1人
初期費用:0円
無料プラン:なし
無料トライアル:あり

GENIEE SFA/CRM

企業名:株式会社ジーニー
URL:https://chikyu.net/
おすすめの会社規:10〜500人

機能

    • 案件管理機能
    • 顧客管理機能
    • グラフ作成機能
    • Webフォーム連携機能
    • メール文面のテンプレート機能
    • チャット機能
    • リアルタイム情報共有機能

特徴

GENIEE SFA/CRMは、誰でも使いやすいシンプルな管理画面で、「設定」「入力」「分析」が直感的に行えます。そのため、ユーザーは業務に集中でき、業績向上につながると言われています。

このツールを導入することで、エクセルでの管理に起因する関数の壊れや異動時の引き継ぎ漏れ、適切なマネジメントができない案件把握の問題、放置商談からの受注機会逃失といった悩みを解決できます。

利用ユーザーが10人を超えてから追加料金を支払うことで利用規模を拡大していくことができるので、どの規模の会社にもおすすめなCRMツールとなっております。

料金プラン 月額(10ユーザー)
スタンダード 29,800円
プロ 49,800円
エンタープライズ 98,000円

※最低利用期間:1年
最低利用人数:10(利用ユーザーを追加する場合は別途料金が発生します)
初期費用:0円
無料プラン:なし
無料トライアル:あり

GEOCRM.com

企業名:ナレッジスイート株式会社
URL:https://ksj.co.jp/geocrm/
おすすめの会社規:10人~500人

機能

    • 顧客カルテの作成
    • 行動分析・勤怠管理
    • 詳細な顧客情報管理
    • グループウェア搭載
    • 現在地報告機能
    • GPS位置情報・日時記録
    • 多言語対応
    • APIを用いたデータ連携機能
    • ユーザーサポート機能

特徴

GEOCRM.comは位置情報を活用したCRMツールです。

まず、地図上で顧客を育成できる点が特徴的です。ヒアリングシートをもとに完成した顧客カルテ(CRMシート)の更新を繰り返すことで、見込み顧客を育成することができます。さらに、顧客の状態や訪問経過日数によって色分けされるため、状況把握が簡単で、効率的なCRMが可能です。

初期費用はかかりますが、月額料金は他のCRMツールよりも低価格なので導入しやすくなっております。17日間の無料トライアルも用意されているので、一度試してみてはいかがでしょうか。

料金プラン 月額
スタンダード 1,800円
プロフェッショナル 2,400円

※最低利用期間:1年
最低利用人数:10
初期費用:スタンダードだと50000円 プロフェッショナルだと100000円
無料プラン:なし
無料トライアル:あり(17日間)

CRMツールで企業を成長させる

本記事では、主要なCRMツールの機能や特徴、価格についてご紹介しました。

CRMツールの導入によって、顧客との良好な関係を築き、売上を増やし、企業の成長を促進することができます。

自社の規模や必要な機能に合わせて、適切なCRMツールを選びましょう。

関連記事:【入門】SFAとは?CRMとの違いを解説|企業はどっちを選ぶべき?

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Harmonic Society編集部

Harmonic Society編集部です。コンテンツ・マーケティングを軸にWebマーケティングの情報を発信しています。Creating Harmony in small steps, 世の中にもっと調和が訪れますように。

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