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SNSマーケティング

noteは企業のストーリーマーケティング。理由と活用方法を解説

SNSマーケティングの中でもnoteは企業が取り組みやすいプラットフォームです。

noteはユーザー層にビジネスパーソンが多く、他のSNSのように「バズり」を狙った投稿を続ける必要はありません。

エンタメ性の投稿よりも質の高い内容が好まれ企業の思想や商品・サービスの良さをしっかりと伝えられます。

  • 企業のブランディングに役立つ
  • リクルーティングに効果的
  • ライトなオウンドメディアを探している
  • 更新に追われたくない

このようなオウンドメディアを探しているなら、ぜひnoteを運営しましょう。

noteはブログとTwitterを掛け合わせたプラットフォーム

noteは2014年4月7日にスタートした創作サービスで、テキスト(文章)、画像、つぶやき、音声、動画を投稿できるプラットフォームです。

ブログのように「文字数を気にせずに自由に発信できるテキスト機能」と、Twitterと同じ140文字で発信する「つぶやき」機能の2つがあり、投稿したい内容によって選べます。

広告の掲載やアフィリエイト広告を貼れないため収益性はありませんが、シンプルにコンテンツのみを楽しめる良さがあります。

ブログの「読み物」の要素とTwitterの短文で発信する機能の両方を持っているプラットフォームです。

企業がnoteマーケティングするべき理由は「手軽さ」

今やほとんどの企業がマーケティングにSNSを活用し、ブランディングや認知度拡大のツールとして使用しています。

noteは「クリエイターや個人がコラムや日記のように利用する」と認識している人も多いですが、実はスタートアップや中小企業が取り組みやすいプラットフォームです。

その理由を次の通りご説明いたします。

noteの法人利用者が増えている

noteの公式発表によるとアクティブユーザー数6,300万人、うち法人アカウントは10,000件を超えています。

ユーザー層も会社員や20〜40代のビジネス層が多いので、企業のコンテンツが好まれやすいプラットフォームです。

オウンドメディアを持っている大手企業も、公式ホームページとは違ったメディアとして多数参入しています。

【noteに参入している企業例】

  • キリンビール
  • Netflix
  • Yahoo!ショッピング公式
  • 東京都庁
  • LINE
  • JUMP j BOOKS

バズリを狙わなくていい

noteの記事は他のSNSのように拡散を狙う「バズリ」を目的にしたコンテンツではありません。

noteの公式では、コンテンツの目的を次のように伝えています。

だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。

ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なこと。それは、楽しんで、発表し続けることです。

参照:note公式

拡散を狙った奇抜な動画を投稿したり「スキ」ボタンを押してもらうために他の投稿に「スキ」を押して回る必要はないということです。

企業が発信したい内容を、素直に楽しみながら投稿し続けましょう。

デザインに時間をかけなくていい

noteにはブログのようにデザインをカスタマイズする機能がありません。(後述のnote proを除く)

余計な装飾やカスタムに時間を取られないので、コンテンツ作成に注力できます。

「オウンドメディアを作りたいけど、あまり時間をかけたくない」という企業におすすめです。

個人の投稿者と同じフォーマットなので、企業の特長・個性を出しにくいデメリットがありますが、シンプルなコンテンツを求めている企業に向いています。

更新頻度は”ゆるめ”でいい

noteはInstagramやTikTokなど他のSNSマーケティングのように更新頻度を増やし露出を増やしてファンを獲得するタイプではありません。

noteのユーザーは会社員が41%と半分近くを占めており「トレンドを検索するツール」としてではなく小説やコラムのように読み物として人気があると考えられます。

更新頻度は多いにこしたことはありませんが、数よりも渾身の1記事にこだわり「質」の良いコンテンツを目指しましょう。

企業がnoteを書くなら「ストーリー」を持たせる

企業がnoteをマーケティングに活用するには、広告宣伝を目的にせずその企業にしか表せない「ストーリー」を伝えましょう。

どのような内容を投稿したらいいのか、例を2つご紹介します。

企業成り立ちのストーリーを書く

まずは会社のことを知ってもらうため設立までの過程やエピソード、社名の由来など企業の人格を書いてみましょう。

創業時のエピソードや苦労・失敗した出来事、苦境からの脱却など、会社の歩みを「堅苦しくなく自然な想いで伝える」ことがポイントです。

noteをコーポレートサイトと別に活用する企業も多く、公式ホームページとは違ったテキスト中心のコンテンツとしても運用されています。

働く人達のストーリーを書く

「社長の休日」「社員○○さんのおすすめライブラリー」など、企業で働く人物の人となりが分かる記事はリクルーティングに活用できます。

求人媒体では伝えきれない社風を、noteであればコラム感覚で親しみやすく表現できるのです。

企業で働く人達の普段の姿や人となりは、求職者にとって重要な判断材料になります。

また、取引先や見込み客の目に留まり興味を引く内容が書かれていたら、次回の商談や訪問時に「note読みましたよ!」と盛り上がるかもしれません。

企業という大きな枠組みではなく、個人にスポットを当てた内容を書いてみましょう。

note×Twitterで拡散力をUPさせる

noteは拡散性が低く、集客機能は「スキ」を押してもらったりフォロワーになってもらうのみです。

多くの人にnoteの存在を知ってもらうには、Twitterのような拡散力の高いプラットフォームと併用して運用しましょう。

企業アカウントや従業員のアカウントでnoteの記事をシェアしたり、新しく記事を公開した時にお知らせをするなどすれば、noteの存在を幅広く知ってもらえます。

また「Twitter連携」の設定をすれば、企業のnoteからTwitterアカウントを表示させることができます。

noteの読者にTwitterもフォロワーしてもらうことで露出が増え、そこからnoteへ誘導する流れが作れます。

Twitterの他にもFaceBookやLINEを使ってシェアできるので、複数のSNSを活用し認知度UPを狙いましょう。

関連記事:企業がTwitterをマーケティングに活用する6つのポイントを解説

本格的にマーケティング運用するならnote proに取り組もう

noteには企業用のアカウント「note pro」があります。

note proは2019年3月に提供が開始された月額80,000円(税抜)の有料プランです。

通常に加え、次のような機能が追加で使用できます。

  • 独自ドメイン
  • メニューカスタマイズ
  • ロゴ・テーマカラー変更
  • 外部リンクの設置
  • 他SNSリンク設定
  • note proアナリティクスβ版の使用

ここからはnote proの特長をご紹介します。

ロゴ・テーマカラーをブランディングに活用できる

先ほど「無料プランではカスタマイズ機能がないので記事製作に集中できる」とお伝えいたしましたが、note proではロゴ・テーマカラーをオリジナルに変更できます。

企業の存在を知ってもらうためには、視覚で見つけてもらう・覚えてもらうことが大切です。

ロゴマークやイメージカラーが決まっている企業は、運営するプラットフォームも同じ仕様に変更したほうが認知されやすくなります。

コーポレートカラーやキャラクターなど企業を視覚でイメージさせるにはカスタマイズ機能があるnote proを使いましょう。

外部リンク枠を設置できる

noteは企業の人格や想いなどストーリーを伝えるコンテンツなので、売り上げや見込み客の獲得に直接つなげる効果はあまり期待できません。

そのため資料請求や見積もり依頼、サービスの申込につなげるには、オウンドメディアに誘導する必要があります。

note proを使えば自社のホームページやECサイトなど任意のリンクを設置できるようになり見込み客にリーチできるのです。

現在初月無料・3ヶ月半額キャンペーンを実施中なので、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。(申し込み期間:2023年2月1日~3月31日)

noteの活用は等身大を伝えるマーケティング手法

noteはビジネス層のユーザーが多く、エンタメ性のある投稿よりもしっかりとした「読み物」が求められています。

TwitterやInstagramのように拡散を狙った凝ったコンテンツよりも、企業の誕生秘話や業界のトレンドなど、企業や社員の想いが伝わる内容を発信しましょう。

note自体は拡散性が低いため、複数のSNSと併用して運用してファンを増やし認知度をUPさせる手法が成功のカギです。

運営方法やコンテンツの作り方など、ご不安な点がございましたらぜひお問い合わせください。

関連記事:SNSマーケティングとは?企業が行うべき理由と活用方法をご紹介

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matsuyama

テレマーケティング会社11年勤務/DX担当。Webライター4年。ゴルフとアコギを愛し、家にテレビがない生活も5年目に突入。大阪在住、来年は異動? 愛読書:「リリー・フランキーの人生相談」「甘いお酒でうがい」「落下する夕日」。座右の銘:永遠の未完全

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