2025年12月18日
AI curator(https://ai-curator.jp )

Harmonic Society株式会社は、ポッドキャストや音声コンテンツを起点に、AIによって内容を整理・要約・構造化し、記事・ナレッジとして再編集する新しいキュレーションサービス「AI curator」のβ版をリリースしました。

本サービスは、急増する音声コンテンツの中から「価値ある知見を、必要な人に、分かりやすく届ける」ことを目的としています。


サービス開発の背景

近年、ポッドキャストや音声配信は急速に拡大し、ビジネス・テクノロジー・起業・地域経済など、質の高い一次情報が音声メディアに集まっています。

一方で、

  • 情報量が多く、すべてを聴く時間がない
  • 後から内容を振り返りにくい
  • 有益な知見が検索・再利用されにくい

といった課題も顕在化しています。

AI curatorは、こうした課題に対し、音声コンテンツを「聴くだけの情報」から「活用できる知識」へ変換することを目指して開発されました。


AI curatorでできること(β版)

AI curator β版では、外部のポッドキャスト番組を対象に、以下のような機能を提供します。

  • 音声コンテンツの内容をAIが解析・要約
  • 論点・キーワード・重要ポイントの整理
  • 記事形式での再編集・可視化
  • 元番組への出典明示・リンク設置による適切な引用設計

※ 本サービスは、音源の再配布は行わず、内容の要約・解説・考察を中心としたキュレーションを行います。


AI curatorの特徴

1. 「一次情報」を尊重したAIキュレーション

AI curatorでは、ポッドキャストを一次情報として扱い、内容の文脈を損なわない形で整理・編集を行います。
元番組・配信者へのリスペクトを前提とした設計を重視しています。

2. AI × 人の編集思想

AIによる解析・構造化をベースにしながら、「読み手にとっての理解しやすさ」「実務への活用しやすさ」を意識した編集思想を採用しています。

3. ナレッジとして再利用できる形に変換

単なる要約ではなく、検索・共有・学習に耐える形で情報を整理することで、音声コンテンツの価値を長期的に活かせる状態にします。


今後の展開

β版期間中は、以下の点を中心に検証・改善を行っていく予定です。

  • 対象ポッドキャストの拡充
  • 要約・分析精度の向上
  • テーマ別・番組別の特集整理
  • ビジネス・地域・テクノロジー分野での活用検証

正式版では、より多様な音声メディアと知識活用の可能性を広げていきます。


サービス情報

  • サービス名:AI curator(エーアイ・キュレーター)
  • サービスURL:https://ai-curator.jp
  • 提供形態:β版(無料公開/一部機能検証中)

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