Instagram広告とは?メリットや特徴、配信内容を解説!

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「Instagram広告って他の広告と何が違うの?」「具体的にどのような場所に広告が表示できるか知りたい」と思っている人も多いでしょう。

Instagram広告は広告が表示できる配信面と、画像や動画などさまざまなフォーマットを利用できるのが魅力のSNS広告です。ただ、具体的にどのような配信面でどのような形式で広告が配信できるのか理解できている人は少ないですよね。

そこで本記事ではInstagram広告の基本的な内容やメリット、配信面の種類などを解説します。

[st-midasibox title=”本記事で分かる内容は以下の通りです。” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • Instagramを利用しているユーザー層
  • Instagram広告を利用すべき理由
  • Instagramで広告を表示できる場所と種類

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目次

Instagram広告とはInstagramの投稿やストーリーズに表示される広告

Instagram広告とは、画像投稿型SNSのInstagramの投稿やストーリーズなどに表示される広告です。

Instagramと聞くと「若者しか使っていないSNS」というイメージを持つかもしれませんが、日本における実態は少し異なります。総務省の「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、10代〜20代の利用率が70%を超えているだけではなく、30代〜40代のInstagram利用率も50%以上です。

つまり今やInstagramは若者だけのSNSではなく全世代に浸透していると言えるでしょう。Instagramにおける利用層の拡大は、Instagram広告の価値を高めているとも考えられます。

若者をターゲットとする商材だけではなく、30代以降をターゲットとする場合においてもInstagram広告が有効な場合も考えられるでしょう。

Instagram広告のメリットは4つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+ Instagram広告のメリットは以下の4つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • 効果測定ができる
  • 低予算で始められる
  • ターゲティング精度が高い
  • 配信面とフォーマットの種類が多い

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Instagram以外のSNS広告にも興味がある人は下記の記事をご覧ください。
関連記事:SNS広告とは?これを見ればどのSNSを利用すべきか分かる!

メリット1. 効果測定ができる

Instagram広告は広告を配信した後の「広告の効果」を確認することが可能です。効果測定ができる項目が以下のような例が挙げられます。

  • 表示された回数(インプレッション数)
  • クリックされた回数
  • クリックあたりの費用

Instagram広告に限らず、Web広告は効果測定が非常に重要です。効果測定を日々行っていくことによって費用対効果が高くなるため、広告効果については必ず確認するようにしましょう。

関連記事:Web広告とは?種類やメリット、課金方式と運用方法について解説

メリット2. 低予算で始められる

Instagram広告には最低金額が設定されていないため、極論1日数百円から始められます。

ただ、費用が少なすぎると広告が表示される回数が少なくなってしまう点を理解しておいてください。

先ほども解説したように、Web広告は広告を配信した後の効果測定が非常に重要です。

つまり、広告費を削りすぎては広告効果のデータが少なくなってしまい、結果的に広告を改善しにくくなってしまいます。

Instagram広告の予算は最低でも、月に5万円程度の予算を確保しておくのがおすすめです。

メリット3. ターゲティング精度が高い

Instagram広告はFacebookのユーザーデータを活用できるため、他のSNS広告と比べてもターゲティング精度が高いです。

Facebookは他のSNSに比べてもユーザー情報を記入するところが多いため、それだけターゲティング項目も詳細になります。

Instagram広告で利用できるターゲティング項目は以下の通りです。

  • 年齢や性別
  • 興味関心
  • 居住地
  • 特定の場所から半径◯km以内の居住者
  • 子供の有無

これらのターゲティング項目を上手く組み合わせることによって、自社の求めるユーザーにピンポイントで広告を表示できます。

ただ、ターゲティング項目を最初から絞りすぎるのはおすすめしません。

獲得できるユーザーを最大化するために「広めにターゲティング項目を設定→効果測定で効果が悪い項目をターゲティングで絞る」という手順を行うようにしましょう。

関連記事:Facebook広告とは?特徴や費用、配信場所などを詳しく解説

メリット4. 配信面とフォーマットの種類が多い

Instagram広告はInstagram内のさまざまな場所に広告を掲載できるだけではなく、各配信面において多彩なフォーマットで広告を作成できます。

詳しくは後述しますが、配信面とフォーマットの豊富さはそれだけInstagram広告における可能性の高さを表しているとも言えるでしょう。

特にInstagramは画像投稿型SNSであるため、画像や動画での訴求が効果的です。

後述する配信面とフォーマットの解説をしっかりと理解し、自社にとって適切な配信面とフォーマットを選択するようにしましょう。

Instagram広告の配信面は5つ

Instagram広告が配信される「配信面」について理解しておきましょう。配信面によっては、画像が使えたり動画が使えたりと利用できるフォーマットは異なります。

[st-slidebox webicon=”” text=”+ フォーマットに関しては後ほど解説します。まずは以下の5つの配信面を確認してください。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • フィード
  • ストーリーズ
  • 発見タブ
  • リール
  • ショップタブ

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フィード

Instagramのフィード(タイムライン)とはフォロワーの投稿が表示されている欄です。

フィードに表示される広告は通常投稿の間に自然な形で溶け込んでいるため、嫌悪感を抱かれにくいと言えます。

ただ、広告の投稿には必ず「広告」という表示はされるため、通常投稿とは明確に分けられていることを理解しておきましょう。

これはフィードに表示される広告に限らず、すべての配信面で広告が表示される場合でも同じことが言えます。

ストーリーズ

ストーリーズとは画像や短編動画(最大15秒)をスライドショーのように投稿できる機能です。

通常のストーリーズ投稿は投稿主がストーリーズを投稿した24時間後には見れなくなってしまいます。

ただ、ストーリーズに広告を表示する場合にはこの特徴が適用されるわけではありません。

フィード投稿とは異なりストーリーズはフルスクリーンで表示されるため、広告における訴求方法の幅が広がります。

ストーリーズで広告を配信する場合もフィードと同じく通常のストーリーズの間に自然な形で表示されるため、広告に嫌悪感を抱かれにくいのも特徴です。

発見タブ

発見タブとはアプリ下の「虫眼鏡マーク」をタップすると確認できる部分です。発見タブはユーザーの視聴履歴やいいね、コメントの履歴に基づきおすすめの画像や動画を表示してくれます。

発見タブはユーザーごとにカスタマイズされている画面で、Instagramユーザーの利用率が50%以上と非常に高いです。

発見タブに広告を配信する場合、以下の2つに広告が表示されます。

  1. 発見タブをクリックしたホーム画面に表示
  2. 発見タブ内における特定の投稿をタップ→その投稿を下スクロールすると表示

リール

リールは2020年にリリースされた比較的新しい機能です。世界的に流行しているTikTokのショート動画コンテンツをもとに作成された機能だと言えます。

最長90秒のショート動画を投稿でき、通常投稿と同様にいいねやコメント、シェアなども可能です。

アプリの下部、右から2番目に表示されており、下にスクロールしていけば次々にショート動画が表示される仕組みなのが分かると思います。

リールにて広告を表示する場合も通常のリールと同様に最大90秒のショート動画にて広告を表示可能です。

通常リールの間に表示されるため、フィードやストーリーズと同様に広告に対する嫌悪感が比較的少ないと言えるでしょう。

ショップタブ

ショップタブに関しては2023年2月に廃止されたため、これまでのようにショップタブ内での広告は表示できません。

通常のショッピング機能については以前と同様に残っていますが、「ショップタブから新しい商品を探す」といった行動を取ることはなくなりました。

ネット上にはまだまだショップタブについての記載が多く残っているため、「今はもう消えた機能」と理解した上で閲覧するようにしましょう。

Instagram広告のフォーマット

続いて、広告のフォーマットについて理解しておきましょう。

配信場所によって利用できるフォーマットは異なるため、事前に理解した上で広告作成を行う必要があります。例えば、「発見タブにて広告を表示する場合、カルーセルは使えない」などのルールが存在しているわけです。

各配信面にて利用できるフォーマットを表にまとめたのでご覧ください。

種類 フィード ストーリーズ 発見タブ リール
画像 ×
動画
カルーセル × ×
コレクション × ×
ショッピング × × ×
アンケート × × ×
ブランドコンテンツ × ×

それぞれのフォーマットに関して簡単に解説します。

画像

画像は広範囲な配信面で利用できるフォーマットです。画像サイズは正方形だけではなく縦長や横長でも作成できます。

例えばフィード投稿で画像広告を作成する際には、画像だけではなく「キャプション」部分にテキストも記入可能です。

動画

動画はすべての配信面で利用できるフォーマットですが、動画時間の最長は配信面によって異なります。

ストーリーズやフィード、発見タブにて動画広告を配信する場合には、長くても20秒程度にするのがおすすめです。

フィードやストーリーズ、発見タブは1つのコンテンツに対してそこまで滞在時間が長くないため、長時間の動画広告を作成しても見てもらえない可能性が高いでしょう。

逆にリールの滞在時間は比較的長いため、動画広告を配信する場合は20秒以上の動画を作成するのも1つの方法です。

ただいずれにせよ動画の前半部分を魅力的にしなければ、ユーザーはすぐに別コンテンツに移動してしまいます。

最初の数秒で動画に興味を持たせるような工夫を施すように工夫しましょう。

カルーセル

カルーセルはフィードもしくはストーリーズにて複数の画像と動画を組み合わせて利用できるフォーマットです。

枚数は2枚〜10枚の間で好きに選択でき、画像や動画ごとに異なるリンクを設置することも可能です。

例えばアパレルブランドを経営しているとします。カルーセル広告で1枚目〜5枚目までで次のような表現方法ができるわけです。

  • 1枚目→全身:全身すべてのアイテムが確認できるリンク
  • 2枚目→帽子部分のみ:帽子の詳細が確認できるリンク
  • 3枚目→トップス部分のみ:トップスの詳細が確認できるリンク
  • 4枚目→ズボン部分のみ:ズボンの詳細が確認できるリンク
  • 5枚目→シューズ部分のみ:シューズの詳細が確認できるリンク

今回アパレルに関して解説しましたが、一度の広告で複数の異なるリンクを設置したい場合においてもカルーセルは有効的だと思います。

まず画像や動画で配信してみて、慣れてきたらカルーセルも利用してみましょう。

コレクション

コレクションとは広告上部に表示される「メイン広告」と商品のカタログ写真から構成されたフォーマットです。

基本的にアパレルやコスメなどのECサイトを運営している人のみ理解しておけば問題ありません。

広告をタップすると商品の詳細などを表示でき、Instagramのショッピング機能にてそのまま購買を促すことも可能です。

アンケート

アンケートはストーリーズでのみ表示できるフォーマットです。ストーリーズにて画像とともに2択のアンケートスタンプを設置できます。

「アンケートを取ること」が主目的というよりも、アンケートを設置することによってユーザーに関心を持ってもらい、最終的にサイトやアプリへの誘導を行うのが目的です。

ブランドコンテンツ

ブランドコンテンツとはインフルエンサーや著名人などの通常投稿を、広告主側が広告として配信する方法です。

インフルエンサーの知名度を利用して広告を作成できるメリットがあり、インフルエンサー側も知名度が広がるため、両者にとってメリットがある手法だと言えます。

Instagram広告は配信面とフォーマットの豊富さが魅力!

Instagram広告はInstagram内のさまざまなところに広告を表示でき、各配信面で画像や動画を用いて多彩な訴求を行えます。

配信面やフォーマットも自分で選べるため、自社にとって適切な種類を選ぶようにしましょう。ただ、どうしても最初から最適な種類を見極めるのは難しいと思います。

基本的にまずは画像を用いた広告を利用し、配信面も代表的なフィードやストーリーズを利用するのがおすすめです。

そのあとは実際に運用して効果測定を行いながら配信面やフォーマットを色々用意して挑戦してみてください。

この記事を書いた人

WebライターのKouと申します!2022年東京理科大学卒業→IT企業(東証プライム)にWebマーケ職として就職。出身地は島根県で、顔の濃さはしじみくらい、心の広さは宍道湖くらいです。Webライター歴8ヶ月で得意ジャンルは金融・マーケティング。

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