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SEOで高評価される見出しの書き方とは?種類や役割も具体的に解説

SEOで高評価される「見出し」には、いくつかのルールがあります。検索結果で上位表示を目指すためには、適切な見出しの設置方法を身につける必要があります。もしも以下の点に心当たりがあれば、適切な見出しを設置できていないかもしれません。

「何となく見出しを設置している」「見出しタグやhタグが何かわからない」「見出しを考えるのがいつも大変⋯⋯」

本記事では、上手な見出しの設置法によりなぜSEOで有利に働くのかを解説します。次に、今日からできる内容に焦点をあてて、SEOで高評価される見出しの書き方をご紹介します。

必要な対策について要点を絞ってまとめましたので、SEO対策で忙しい方もぜひ最後までご覧ください。

見出しがSEOに効果的な理由は2つある

正しい見出し設定には、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝えるという役割があります。検索結果で上位を目指すためには、両者からの支持が欠かせません。

それぞれ詳しくみていきましょう。

検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝えられる

上位表示を目指すためには、検索エンジンにコンテンツの内容を正しく認識してもらう必要があります。ジャンルやユーザーに伝えたい要点、本来の目的を検索エンジンに伝えることで、より多くのユーザーに表示される確率が高まります。

さらに正確な見出しの設定は、ページのテーマや要点を明確にするため、検索エンジンの理解を助けてくれます。その結果、コンテンツが登録されるまでの期間短縮化も期待できるのです。

ユーザーにコンテンツの内容をわかりやすく伝えられる

見出しには、本文の内容を短い文章で読者に伝えるという役割もあります。

そもそも見出しとは、「記事の内容が一目でわかるように、文章のまえにつける簡単な言葉」を意味する単語です。

新聞や雑誌にも、読者の理解を助けるために見出しが設置されているように、Webサイトでもアクセスしてくれたユーザーの理解を助ける役割を担っているのです。

また、「見出しの内容を確かめて、続きを読むか決める」といったユーザーも存在します。

Web記事は、新聞や雑誌に比べて、じっくり読んでくれる読者が少ないという特徴があります。見出しタグの設置だけでなく見出しの文章も整えるようにしましょう。

検索エンジンから高評価される見出しの書き方

見出しタグを設置する

検索エンジンに見出しの内容を伝えるためには、見出しタグの設置が欠かせません。

見出しタグは、h1タグからh6タグまで6つに分かれており、数字が小さいものほど大見出しとなります。

ページのタイトルや段落ごとにタグを設定して、どこが見出しなのかを正しく示しましょう。

タグを順番に設置する

見出しタグを設置する際は、順番に設置するのがルールです。例えば、h2タグの中に続けてタグを設置したい場合、h3タグを設置しなくてはいけません。数字の小さいタグから順番に設置していくことで、大きいテーマから小さいテーマへと階層構造をつくっていきます。

h2タグにh1タグを設置したりh3タグの中にh2タグを設置したりすると、階層構造が崩れて検索エンジンが混乱してしまうので絶対にしてはいけません

私たちが何かを学ぶときも、大きいテーマから徐々に小さいテーマにうつっていきますよね。それと同じように、順番にタグを設置することで、検索エンジンに親切な構造になるのです。

見出しにキーワードを含める

見出しの文章に、記事のテーマにあたるキーワードを含めることも重要です。

キーワードを含めることで、検索エンジンは「このページは〇〇というテーマで書かれているんだな」と認識しやすくなります。

その結果、同じように「〇〇」というテーマで情報を検索しているユーザーとマッチングしやすくなるのです。

ユーザーから高評価される見出しの書き方

要点を一言でまとめる

本文の要点を一言でまとめるとユーザーに伝わりやすくなります。見出しの後に続く文章の要点をまとめる短い文章を作成しましょう。

見出しに文字数の制限はありませんが、1文を15文字から多くても30文字に収めると過不足のない見出しができあがると思います。もしも「書くべき単語が多くて、30文字以内に収まらない」という場合は、1つの見出しを2つに分けると、ちょうどよく収まります

また、「、」「。」といった句読点をできるだけ避け、すっきりとした読みやすい見出しにしましょう。

本文に合わせる

見出しの内容は、続く本文と合わせてください。見出しと本文とで内容にミスマッチが起きると、読者は混乱します。

例えば、「SEOの見出しとは?」といった疑問形や質問で終わっている場合は、「SEOの見出しとは〇〇である」とその答えから本文を書き出すとスムーズな流れになるでしょう。

ユーザーに早い段階で答えを提示できますし、見出しと本文の内容を合わせることにもつながります。

キーワードを詰め込み過ぎない

「検索エンジンに高評価されるためには、キーワードを見出しに含めることが大切」と述べましたが、詰め込み過ぎは避けなければいけません。

読者が読みにくくなるだけでなく、キーワードの乱用にあたるとして低評価を受けるおそれがあります。
参考:Google検索セントラル|無関係なキーワード

自然にキーワードが含まれていれば、検索エンジンはきちんと認識してくれます。

同じ単語を詰め込んだりすると、「ごちゃごちゃして読みにくい」と読者が離脱してしまうかもしれませんので、文章が自然になる程度に調整しましょう。

SEOで効果的な見出しの種類とその役割

見出しには、大見出し、中見出し、小見出しの3種類があります。

それらを見出しタグで対応したものが、h1タグ、h2タグ、h3タグ、h4タグなどです。

種類 見出しタグ 役割や機能
大見出し h1タグ ・全体のテーマを示す
中見出し h2タグ ・全体のテーマを細かく分ける
小見出し h3タグ ・中見出しの内容を補完する
・文章に区切りをつける

大見出しは、記事全体のテーマを示すため、基本的に1記事に1つ設定します。

中見出しは、記事テーマを細分化してわかりやすくしたものですので、複数設置しても問題ありません。

小見出しには、中見出しの内容を補足する役割のほか、文章に区切りをつけて読みやすくする役割もあります。

それぞれのタグは、検索エンジンやユーザーが読みやすいように設置されるものです。そのため、全てのタグを無理に設置する必要はありません。文章の内容に合わせて設置していきましょう。

h1タグとタイトルタグの違い

h1タグとタイトルタグは役割が似ているため、その違いを解説します。

結論から言いますと、h1タグとタイトルタグの違いは表示される箇所です。

h1タグは大見出しとして、主に記事の冒頭に記載して、記事のテーマを検索エンジンやユーザーに伝えます。

一方、タイトルタグは、特定のキーワードで検索された際の検索画面にて、記事のタイトルとして表示されるものです。

どちらも記事の大きなテーマを伝えているという点では役割が一緒なため、h1タグとタイトルタグの内容が一致していても問題はありません

SEOで高評価を得るためには見出しの設置が重要

適切に見出しを設置すると、検索エンジンとユーザーの利便性を向上させます。

時間をかけて作成した資産を効率的にユーザーへ届けるためにも、適切に見出しを設置しましょう。

両者から支持される見出しを設置できれば、自社サイトの上位表示がまた一歩近づきます。

ぜひ自社サイトに合った見出しを設置してSEOの評価を高めてください。

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takumi

札幌在住の専業Webライター。福祉業界で13年働いてきたが、思うところあってライターに転身。現在は福祉や介護に関する記事を中心に、さまざまな記事制作に励んでいる。小学生の娘に頭が上がらないのが悩み。海や川の見える一軒家に住むのが夢。「曲がりくねった道をまっすぐ歩く」を座右の銘に活動中。

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