Twitter広告とは?種類やメリット、仕組みなどを解説!

「Twitter広告ってどういう種類があるの?」「他のSNS広告とは何が違うの?」と気になっている人も多いでしょう。

Twitter広告はTwitterの特徴である「拡散性」がそのまま広告の強みになっています。ただ、具体的になぜ「拡散性」が広告に関連してくるか正しく理解できていない人も少なくありません。

そこで本記事ではTwitter広告の種類やメリット、費用が決まる仕組みなどを解説していきます。

[st-midasibox-intitle title=”本記事で分かる内容は以下の通りです。” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • なぜ「拡散性」が広告のメリットにもなるのか
  • Twitter広告のどの種類を利用すべきなのか
  • 初心者がTwitter広告を運用する際の入札方法

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Twitter広告とはTwitterのタイムライン上などで表示できる広告

Twitter広告とはタイムライン(通常投稿)やTwitter内検索の「トレンド」などTwitter内のあらゆる場所に表示されるSNS広告の1つです。

いずれの掲載場所も通常コンテンツに自然な形で溶け込んでいます。つまり「広告らしさ」が良い意味で少なくユーザーに嫌悪感を抱かれにくいのが特徴です。

また、Twitterの利用者は10代〜30代の若年層がメインですが他のSNSと比べると幅広い年齢層が利用している傾向があります。

したがって比較的どのような商品やサービスであっても利用価値がある可能性が高いと言えるでしょう。

例えばInstagram広告やTikTok広告の場合、そもそもユーザー層がある程度限定されているため、商品やサービスによっては向き不向きが生じてしまう場合もあります。

Twitter広告のメリットは3つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+ Twitter広告のより具体的な内容を見ていきましょう。Twitter広告のメリットは以下の3つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • 拡散性が高い
  • 低予算から始められる
  • ターゲティング精度が高い

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メリット1. 拡散性が高い

冒頭でも述べたように、そもそもTwitterの特徴の1つとして「拡散性」が挙げられます。他のSNSにおいても「拡散」という行為は可能ですが、Twitterほど「良質な投稿=拡散性の高さ」が成立するSNSはありません。

Twitter広告に関してもこの「拡散性の高さ」がメリットだと言えます。広告に関しても通常投稿と同様にいいねやコメント、リツイートなどが可能です。

また、リツイートされた広告は表示やクリックなどのアクションが起きても広告費が発生しません。

課金されるかどうかのパターンは以下のケースをご覧ください。

  • Aさんが広告をクリック:課金される
  • Aさんが広告をリツイート→Aさんがリツイートした広告をBさんがクリック:課金されない
  • Aさんが広告をリツイート→Aさんがリツイートした広告をBさんがリツイート→Cさんがクリック:課金されない

つまり、最初に広告が表示された人のみが課金対象となり、広告が拡散された後に関しては課金が発生しない仕組みです。

拡散性が高くなる広告を作成できればおのずと費用対効果が高くなるでしょう。

メリット2. 低予算から始められる

Twitter広告は最低金額が設定されていません。つまり極論、月に数百円からでも始められるわけです。

ただ、少なすぎる予算設定をするのはおすすめしません。Twitter広告に限らず、基本的にWeb広告は「広告掲載→データ分析→改善」のステップを踏むのが重要です。

改善を繰り返していくことによって最適な広告種類や表示方法、表示するユーザーなどが明確化されて費用対効果が上昇するでしょう。

予算が少なすぎると蓄積されるデータが少なくなってしまい、データ分析からの改善が難しくなってしまいます。

最低でも月に5万円〜10万円程度の広告を出稿することがおすすめです。本格的にデータ分析などを行って運用していくためには、月に30万円くらい用意しておいた方が良いでしょう。

メリット3. ターゲティング精度が高い

Twitter広告は特定のユーザーのみに広告を表示できる「ターゲティング機能」が存在しています。

ターゲティングを上手く活用することによって無駄なユーザーに広告を表示することなく、自社に適したユーザーのみにピンポイントで広告を表示できるわけです。

Twitter広告で利用できるターゲティング項目の例は以下のようなものが挙げられます。

  • 年齢
  • 性別
  • 居住地域
  • フォロワーが似ている人

これらの項目は組み合わせて利用可能です。例えば「東京都に住んでいる20代の男性のみに広告を表示する」といったことも当然できます。

ターゲティング項目は最初から絞りすぎるのはおすすめしません。

ターゲティング項目を絞れば絞るほど広告を分析するデータが少なくなってしまい、結果的に広告を最大限活用するのが難しくなります。

自分の想定外のターゲット層が顧客になる可能性も十分に考えられるため、「広めに広告を配信→データ分析でターゲットを狭める」といった手順で広告を運用していきましょう。

Twitter広告の種類は全部で5つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+Twitter広告の種類は以下の5つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • プロモ広告(旧プロモツイート)
  • フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)
  • Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)
  • Twitter Amplify
  • Twitterライブ

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プロモ広告(旧プロモツイート)

プロモ広告とはTwitter広告で最も主流な種類の広告で、おもに通常投稿の間に表示されます。一部特定ユーザーのプロフィールなどにも表示されることも。

プロモ広告を利用する目的は「Webサイトへの誘導」もしくは「アプリのインストール」が一般的です。

また、表示フォーマットとそれぞれの特徴は以下の通りです。

表示フォーマット特徴
テキスト・テキストのみの広告
画像・画像+テキストの広告
動画・動画+テキストの広告
カルーセル・2~6つの画像もしくは動画+テキストの広告
モーメント・複数のツイートをまとめ記事のような形で表示できる広告

動画は作成工数がかかる場合が多いため、基本的には画像が利用されることが多いです。

フォロワー獲得広告(旧プロモアカウント)

フォロワー獲得広告は通常投稿の間や「おすすめユーザー欄」に表示されます。

また、フォロワー獲得広告はあなたのアカウントに興味を持ちそうなユーザーに対して広告を表示できるため、フォローしてくれる可能性が高いユーザーに限定して広告を表示可能です。

通常投稿に表示される場合は通常のツイートのような形に「フォローする」ボタンが表示される形になります。

Twitterテイクオーバー(旧プロモトレンド)

Twitterテイクオーバーは詳しく分類すると以下の3つに分類されます。

  1. タイムラインテイクオーバー
  2. トレンドテイクオーバー
  3. トレンドテイクオーバープラス

タイムラインテイクオーバーはユーザーが1日のうち、最初に見る広告としてタイムラインの一番上に表示されます。

動画や画像にて表示でき、非常に広告インパクトは大きいです。ただ、Twitterテイクオーバー全体に言えることですが費用は1,000万円を超える場合もあり、中小企業は手を出しにくい傾向があります。

トレンドテイクオーバーとトレンドテイクオーバープラスは「おすすめ」や「トレンド」の一番上に表示される広告です。

トレンドテイクオーバープラスはテキストだけではなく、動画や画像などを利用できるため、よりインパクトが大きくなります。

ただ、その分費用も大きくなってしまう点には注意が必要です。

Twitter Amplify

Twitter Amplifyは大手メディアなどの動画コンテンツの開始前数秒にCMのような形で表示される広告です。

動画コンテンツの前に広告が表示されるのは、Twitter社が提携している限られたメディアの動画のみとなっています。

Twitter Amplityは配信面の選び方によって「Amplifyプレロール」と「Amplifyスポンサーシップ」の2つに分類されます。それぞれの配信面の違いは以下の通りです。

  • Amplifyプレロール:Twitter社が提携しているメディアからカテゴリのみ選択して広告を表示
  • Amplifyスポンサーシップ:指定したメディア1社に絞って広告を表示

カテゴリのみでは不十分で、特定のメディアにて広告を掲載したい場合には「Amplifyスポンサーシップ」の利用を検討すべきです。

Twitterライブ

Twitterライブは新商品の発表やフォッションショーなど、リアルタイムに配信したい場合に利用される広告です。

「イベントページ」というTwitterライブ専用ページを作成することによって、テキストを表示しながらのライブ配信も行えます。

Twitter広告の課金方式は6種類

Twitter広告は、広告のフォーマットによって課金方式が異なります。

課金方式特徴費用相場
クリック課金広告がクリックされた回数に応じて課金される仕組み・1クリック20円〜200円程度
インプレッション課金広告が表示された回数に応じて課金される仕組み・1,000回当たり400円〜700円程度
動画視聴課金動画を一定条件まで視聴した場合に課金される仕組み・1視聴5〜20円程度
アプリインストール課金アプリがインストールされた場合に課金される仕組み・1インストール100円〜300円程度
エンゲージメント課金いいねやリツイートなどがされた場合に課金される仕組み・1エンゲージメント30円〜1100円程度
フォロー課金フォローされた回数に応じて課金される仕組み・1フォロー30円〜100円程度

「費用相場」に関してはあくまで参考程度に理解しておきましょう。販売する商品やサービスの特徴やそのほかの条件によって広告費は異なります。

基本的に競合が多ければ多いほど単価は高くなる点を理解しておきましょう。

Twitter広告の費用が決まる仕組みと入札方法

Twitter広告はオークション形式が採用されており、競合他社との兼ね合いによって広告が表示されるかどうかが決まっています。

オークションに関わる2つの指標とその特徴をまとめた表をご覧ください。

指標特徴
入札額・どのくらい費用をかけられるのかの上限額
品質スコア・広告内容がユーザーにどの程度関心を持ってもらえるのか共感度・関連性・リーセンシー(新しさ)3項目で評価される

以上の2つの指標をもとにオークションが行われ、採用された広告が表示される仕組みです。

Twitter広告の入札方法は3つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+ 入札額を決める「入札方法」には以下の3つの種類があります。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • 自動入札
  • 上限入札
  • 目標入札

[/st-slidebox]

結果として決まった「入札額」をもとにオークションが行われるイメージです。それぞれの入札方法について詳しく解説します。

自動入札

自動入札は予算に合わせて適切な入札額が決定される仕組みで、初心者の人でも利用しやすいです。

基本的にすべてのTwitter広告にて利用できるため、まずは自動入札を試してみるのをおすすめします。

ただ、データが蓄積されるまでは最適な入札が行われないため、ある程度広告を運用するまでは費用対効果が悪くなる可能性が高いです。

AIが学習するまでは我慢して利用し続けることが重要になります。

上限入札

上限入札は広告のクリックやエンゲージメントなどユーザーの各アクションごとに入札額を決められます。

つまり、最適な入札額が決められる知識や経験があれば自動入札よりも費用対効果が高くなることが期待できるわけです。

ただ、Twitter広告の運用経験があればおすすめできますが、基本的に初心者の人にはおすすめできません。

もし利用したいと思う場合にはまず自動入札で経験をした後に利用してみるようにしましょう。

目標入札

目標入札は1日の平均課金額が目標課金額に近づくように調整されます。例えば、目標入札を500円に設定した場合を想定してみましょう。

例の場合、1日あたりのクリック単価の平均額が500円に近づきます。1つ1つの項目で見ると500円からズレてはいますが、トータルすると平均額が500円程度になるわけです。

Twitter広告は拡散性を利用すれば費用対効果の高いWeb広告

Twitter広告における最大の特徴は「拡散性の高さ」です。拡散性を上手く利用することによって他のWeb広告よりも高い費用対効果が発揮されることも十分に考えられます。

広告の種類やフォーマットはいくつかあるため、ご自身の状況に合わせて最適なものを選んで利用しましょう。

「他のSNS広告はどうなの?」
「そもそもSNS広告以外も気になる」

と思っている人は下記の記事から最適な広告を検討してみてください。

関連記事:SNS広告とは?これを見ればどのSNSを利用すべきか分かる!
関連記事:Web広告とは?種類やメリット、課金方式と運用方法について解説

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