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SNSマーケティング

AI×YouTubeマーケティング完全ガイド|BtoBでも効く動画の作り方・広告運用・Shorts戦略・30日導入プラン

目次

なぜ企業はいまYouTubeを始めるべきか

営業の非対面化で「検索→比較→検討」の大半がオンライン化。視覚と音声で短時間に価値が伝わるYouTubeは、認知拡大・信頼構築・資料請求/セミナー申込の母集団形成に最適です。さらに生成AIの登場で、企画・台本・字幕・要約など制作のハードルが下がりました。

企業にとっての4つの追い風

  • プラットフォーム規模:国内でも最大級の動画視聴基盤。

  • モバイル視聴の常態化:スキマ時間に“ながら視聴”される文脈が定着。

  • BtoBの動画活用が一般化:ウェビナー/オンライン展示会の延長で受容が高い。

  • コスト効率:開設無料。広告も少額テスト→スケールが可能。


企業が活用すべき2つの手法(自社チャンネル/YouTube広告)

自社チャンネル(オーガニック)

  • 目的:ブランディング、課題解決コンテンツ、事例公開、採用。

  • 強み:資産化(検索・おすすめから継続流入)。

  • 留意:中長期運用&継続改善が前提。

YouTube広告(ペイド)

  • 目的:短期の認知、LP/ウェビナーへの送客。

  • 課金:CPV/CPI/CPM等。少額から検証可。

  • 留意:クリエイティブの量産とA/Bテスト設計が鍵。


BtoBでも効くYouTube活用術

1. ブランディング

  • 開発ストーリー、プロダクト思想、サプライチェーンの品質管理など**“信頼の根拠”**を可視化。

  • E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識し、一次情報を積み上げる。

2. セミナー/チュートリアル

  • ウェビナーの再編集、機能別デモ、導入手順の分割シリーズ化で検索に強く。

  • チャプター(目次)を設定して視聴維持率を底上げ。

3. 採用

  • 1日の仕事、使うツール、評価基準、メンバーの声。ミスマッチ低減に直結。

4. オウンドメディアへの導線

  • 概要欄・固定コメントにLP/資料DL/問い合わせ/LINEのリンクを明記。

  • UTMで計測し、視聴→クリック→CVを可視化。


目標設定:登録者数に縛られないKPI設計

  • KGI(最終):資料DL、商談化率、受注、採用応募数 など

  • KPI(中間):インプレッション、CTR(サムネ)、視聴維持率、外部クリック率、CVR

  • 運用リズム:毎週同曜日・同時刻で公開(“番組化”)→他SNSで告知

BtoBでは登録者数は“結果の一部”。検索・関連動画からの流入×CV導線を重視。


検索とおすすめに強くなる“動画SEO”のコツ

企画・構成

  • 1本=1テーマ。「結論→理由→手順→CTA」の順で簡潔に。

  • 事例や数値・比較表など一次情報を必ず含める。

メタ情報

  • タイトル:主要キーワード+ベネフィットを明確に。

  • サムネ:大きな文字+顔/プロダクトのアップ。

  • 説明欄:要約、章立て、関連リンク、CTAを整理。

  • ハッシュタグ:過不足なく3〜5個。

クリエイティブ

  • 冒頭10–15秒で視聴者の悩みを言語化

  • 字幕/キャプションで無音視聴にも対応。

  • 画と音のカットテンポはやや速めに、冗長部を削除。


生成AIで“速く・ラクに・精度高く”作る

企画・台本

  • ターゲットの課題から動画テーマをブレスト

  • 30/90/180秒の台本骨子をAIで下書き→人が事実と表現を監修

編集・仕上げ

  • 自動字幕/要約/目次、不要沈黙カット、サムネ文言の多案出し。

  • 公開後はコメントをAIが要約→次回の改善点に。

注意点

  • 著作権・商標・機密情報・数値の正確性は必ず人が最終確認


YouTube Analyticsで見るべき数字(最初はこれだけ)

  • インプレッション/CTR(サムネの強さ)

  • 平均視聴時間/視聴者維持率(冒頭のハマり具合・離脱点)

  • トラフィックソース(検索/関連/外部)

  • 外部クリック率&CV(概要欄・固定コメントの導線性能)

数字→仮説→編集し直し(サムネ/冒頭/CTA)→再公開の高速PDCAが勝ち筋。


YouTube Shorts(15–60秒)を併用して母集団を広げる

使いどころ

  • 「3つのコツ」「よくある失敗」「1分デモ」など保存されやすい断片知

  • 本編への導線動画として活用。

運用の型

  • フック(約束)→要点→CTA。テロップは大きく少なく。

  • 週2–3本の継続でアルゴリズム学習を蓄積。


30日で立ち上げる導入プラン

  • Week1:ターゲット/課題洗い出し、コンテンツ柱を3本決定、KGI/KPI設定

  • Week2:台本12本(本編×6・Shorts×6)をAI下書き→人が監修、撮影日を固定

  • Week3:撮影→編集テンプレを作成(オープナー/テロップ/CTA統一)

  • Week4:公開→AnalyticsでCTR/維持率/クリックを確認、勝ち筋をシリーズ化


よくある疑問(FAQ)

Q. BtoBでも効果はありますか?

A. あります。課題解決コンテンツ+導線設計で、資料DLやウェビナー申込の母集団形成に強いです。

Q. どれくらいで成果が出ますか?

A. 検索起点は90日〜で伸び始めることが多いです。まずは週1公開を3か月継続

Q. 機材は何が必要?

A. 初期はスマホ+ピンマイク+簡易照明で十分。編集テンプレを先に整えると品質が安定します。


まとめ:認知と信頼を“動画資産”で積み上げる

YouTubeは、短期の広告効果と中長期の資産化を両立できるチャネルです。AIで省力化、人が信頼を担保する体制を整え、検索・おすすめ・Shortsの三位一体で回せば、BtoBでも確実に資料請求/商談/採用へつながります。

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師田 賢人

Harmonic Society株式会社 代表取締役。一橋大学(商学部)卒業後、Accenture Japanに入社。ITコンサルタントとして働いた後、Webエンジニアを経て2016年に独立。ブロックチェーン技術を専門に200名以上の専門家に取材をし記事を執筆する。2023年にHarmonic Society株式会社を設立後、AI駆動開発によるWebサイト・アプリ制作を行っている。

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