Web広告

SNS広告は費用対効果が高い?メリットやデメリット、特徴などを解説!

「SNS広告って費用対効果高いの?」「SNS広告のメリットやデメリットを知りたい」と思っている人も多いでしょう。

SNS広告は適切なSNSを選んで利用すれば、費用対効果の高い広告運用ができる可能性が高いです。

本記事ではSNS広告のメリットやデメリット、費用対効果の高い運用が期待できるSNSの一覧などを解説していきます。

[st-midasibox title=”本記事で分かる内容は以下の通りです。” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

  • SNS広告を利用するメリットデメリット
  • SNS広告の費用対効果を上げる方法
  • SNS広告でおすすめのSNS一覧

[/st-midasibox]

SNS広告とはSNS上に表示される広告

SNS広告とはその名の通り、SNS上に表示される広告です。

種類や広告フォーマットにかかわらず、SNS上に表示されている広告はすべて「SNS広告」と呼ばれます。

SNS広告の基本的な内容を知りたい人は下記の記事をご覧ください。

関連記事:SNS広告とは?これを見ればどのSNSを利用すべきか分かる!

SNS広告のメリットは4つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+SNS広告のメリットはこちらの4つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • 拡散性が利用できる
  • 少額から始められる
  • ターゲティング精度が高い
  • 広告に対して嫌悪感を持たれにくい

[/st-slidebox]

メリット1. 拡散性を利用できる

利用するSNSによっては広告に対して、通常の投稿と同様に「いいね」や「シェア」などができる媒体もあります。

広告がシェアされればされるほど、本来アプローチできるユーザーよりも多くの人に広告を見てもらえる可能性が高まるわけです。

例えばTwitter広告では、リツイートされた広告に対しては費用が発生しない仕組みが存在しています。

拡散性が利用できるだけではなく、拡散されやすい広告であればあるほど費用対効果が高くなるわけです。

ただ、拡散性をどれだけ利用できるのかはSNSの特徴や機能によって異なる点を理解しておきましょう。

特に拡散性に優れたSNS広告はTwitter広告です。

メリット2. 少額から始められる

そもそもWeb広告に関してはテレビCMや新聞CMなどと比べて広告費が非常に安いのが特徴です。

特にSNS広告に関しては代表的なWeb広告であるリスティング広告などに比べても安価に始められる傾向があります。

また、SNS広告は月の最低予算は決められていないため、月に数百円だけ広告を利用することも可能です。

ただ、現実的には予算が少なすぎると広告が表示されない可能性が高いため、最低でも月に3〜5万円程度は用意した方が良いでしょう。

関連記事:Web広告とは?種類やメリット、課金方式と運用方法について解説

メリット3. ターゲティングの精度が高い

SNS広告は基本的に、特定の属性を持ったユーザーに対してのみ広告を表示する「ターゲティング」を利用して運用します。

利用できるターゲティング項目はSNSによって異なるものの年齢や性別、居住地など基本的なターゲティングはどのSNS広告でも利用可能です。

例えば「東京都新宿区に住む30代の男性で子供がいる人」という属性を持ったユーザーのみに絞って広告配信ができます。

SNSの中でも特にターゲティング精度が高いのは同じMeta社が運営するFacebookとInstagramです。

メリット4. 広告に対して嫌悪感を持たれにくい

SNS広告は通常投稿の間に表示される特徴を持つ場合が多いため、ユーザーに嫌悪感を抱かれにくいです。

「通常投稿の間に自然に表示される」といった仕組みを持つ広告を「インフィード広告」とも呼びます。

ただYouTube広告のように、場合によってはスキップできないような仕組みでユーザビリティを阻害している場合も。

広告が実際にどこに、どのように表示されるのかについてはあらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。

SNS広告のデメリットは3つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+ SNS広告のデメリットはこちらの3つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • 運用の手間がかかる
  • 炎上のリスクがある
  • 高齢層にはアプローチしにくい

[/st-slidebox]

デメリット1. 運用の手間がかかる

メリットで解説した「ターゲティング精度が高い」という特徴は、運用当初から機能するわけではありません。

PDCAサイクルを回して比較検証を行い、最適なターゲティング項目を見つけることによって精度の高さを実感できるわけです。

また、最適な広告クリエイティブを見つけるためにも日々検証を積み重ねる必要があります。

加えてターゲティング項目や広告クリエイティブに関しては、年月とともに良し悪しが変動するため、ある程度固まってからも調整しなければなりません。

「運用当初に手間がかかる」だけではなく、ある程度運用をしてからも「広告調整の手間がかかる」点は理解しておいた方が良いでしょう。

デメリット2. 炎上のリスクがある

SNS広告は拡散性の高さゆえに炎上リスクも存在しています。

当然、広告がユーザーにささればいい意味で拡散されますが、不信感を抱かせた場合には悪い意味で拡散され炎上につながるわけです。

一度炎上した広告は取り消すだけで済む話ではなく、企業の信頼問題にも直結してしまいます。

SNS広告に限った話ではありませんが、複数人で広告クリエイティブをチェックして炎上対策を行いましょう。

デメリット3. 高齢層にアプローチしにくい

SNS基本的に10〜20代の利用者割合が多く年齢が上がるにつれて低くなっています。

例えば代表的なSNSであるTwitterのユーザー層について確認してみましょう。

総務省の「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると10〜20代の利用率が70%前後なのに対して50代の利用率は約34%、60代になると約14%です。

SNSによって年齢層は異なりますが、50代以降の利用者はどのSNSでも少ない傾向があります。

もし年齢層が高いユーザーにアプローチしたいのであれば、全年齢で利用されているLINEやYouTubeなどで広告を利用してください。

SNS広告の課金方式と費用対効果

SNS広告は以下の6つの課金方式が存在しています。課金方式と費用相場をまとめた表をご覧ください。

課金方式特徴費用相場

クリック課金

(CPC)

・クリックされるたびに費用が発生する・20〜200円/1クリック

インプレッション課金

(CPM)

・1,000回表示されるたびに費用が発生する・400〜600円/1,000回表示

アプリインストール課金

(CPI)

・アプリがインストールされるたびに費用が発生する・100〜250円/1インストール

動画再生課金

(CPV)

・動画が再生されるたびに費用が発生する
・「〇以上動画が再生された場合のみ」など条件が設定されている場合もある
・5〜20円/1再生

エンゲージメント課金

(CPE)

いいねやリツイートなどエンゲージメントが起きるたびに費用が発生する・40〜100円/1エンゲージメント

フォロー課金

(CPF)

フォローされるたびに費用が発生する・40〜100円/1フォロー

ただ、これらの課金方式をすべて選択できるわけではありません。

そもそもSNSによって利用できない課金方式も存在しています。加えて広告クリエイティブや運用目的によっては課金方式が限定されている場合も少なくないです。

選べる課金方式の中から、広告の運用目的によって最適な種類を選ぶようにしましょう。

SNS広告の費用対効果を高める方法は4つ

[st-slidebox webicon=”” text=”+ SNS広告の費用対効果を高める方法は4つです。” myclass=”” bgcolor=”” color=”#1a1a1a” margin_bottom=”20″]

  • ターゲットを明確にする
  • SNSごとの特徴を理解する
  • 定期的に効果測定をして修正する
  • クリエイティブのABテストをする

[/st-slidebox]

ターゲットを明確にする

SNS広告に限った話ではありませんが、広告運用を行う上で自社のターゲット層を理解することは非常に重要です。

ターゲットが不明確だとターゲティングの設定や最適なクリエイティブなどを作成することも難しくなります。

例えば自社のサービスを利用している年齢の9割が40代以下であれば、おそらく40代以降を除外して広告運用をした方が良いでしょう。

また、ユーザー属性を理解すればするほど他のターゲティング項目も細かく設定できるようになります。

ペルソナ分析などを用いて自社のターゲットへの理解度を深めておくようにしましょう。

関連記事:ペルソナの作り方を具体的に解説!メリットや注意点も紹介

SNSごとの特徴を理解する

SNSは種類によってユーザーの興味関心や平均年齢などユーザー属性が異なります。

加えてSNS自体の機能も異なるため、同じ「SNS」とひとくくりにして考えるのは危険です。

自社のターゲットを明確にした上でSNSの特徴を理解することによって最適なSNSを見つけられるようになるでしょう。

SNSごとの簡単な特徴の比較は後ほど解説するため、そちらをご覧ください。

定期的に効果測定をして修正する

SNS広告は定期的に広告の効果をデータで確認して修正を重ねていく必要があります。

例えば、効果測定できる項目例は以下の通りです。

  • クリック数
  • クリック単価
  • 広告表示回数
  • コンバージョン数

広告を運用する目的によって重要視する項目は異なりますが、いずれにせよ必ず定期的にチェックするようにしましょう。

デイリーの業務として毎日チェックして微調整を重ねている企業が多い印象です。

クリエイティブのABテストをする

広告クリエイティブに関しては日々ABテストをするのがおすすめです。

ABテストとは広告の1点のみ変えたAとBの2つの広告を用意して、どちらの効果が高いのかを検証する手法のことを言います。

例えば以下のようなABテストが考えられます。

  • A:タイトルが「リピート率80%の青汁」
  • B:タイトルが「60代の20人に1人が利用経験のある青汁」

タイトルでABテストをする場合にはタイトル以外の要素はすべて同じにして運用する必要があります。

複数変更してABテストをしてしまうと、何が要因で効果に差が出たのかが判断できなくなるためです。

広告クリエイティブに正解はないため、運用し続ける限り少しでも改善し続ける姿勢が重要だと言えます。

費用対効果の高いSNS媒体一覧

今やSNSと言ってもさまざまな種類が存在しています。日本国内で利用できるものに限っても15種類以上はゆうにあるでしょう。とは言ってもユーザー数が少なすぎる場合、広告効果をあまり期待できないため、実際の広告先としては限定されます。

SNS広告を始めようと思っている人は、まずは以下の表に記載してあるSNSから選んで利用してみましょう。

SNSの種類ユーザーの特徴広告の特徴
X(旧Twitter)10 〜50代まで幅広い・拡散性が高い
・拡散された広告に対しては費用がかからない
Facebook30代以降の社会人が多いターゲティング精度が高い
Instagram10〜30代が多い
利用者の男女比が4:6
ターゲティング精度が高い(InstagramはFacebookと同じMeta社)
YouTube全年齢幅広い・動画広告に強い
・ユーザーに半強制的に広告を視聴させられる
TikTok10〜30代が多い・40代以降もそこそこいる
・動画広告に強い
・広告に対する嫌悪感が少ない
LINE全年齢幅広いユーザーが多い割に広告主は少ない

どのSNSを利用するのかについては「ユーザーの特徴」と「広告の特徴」の2つから考える必要があるでしょう。

それぞれSNSに関する詳しい内容は下記の記事からご覧ください。

関連記事:Twitter広告とは?種類やメリット、仕組みなどを解説!
関連記事:Facebook広告とは?特徴や費用、配信場所などを詳しく解説
関連記事:Instagram広告とは?メリットや特徴、配信内容を解説!
関連記事:【2023年最新】YouTube広告の概要やメリットなどを解説!
関連記事:TikTok広告とは?出し方やメリット、種類などを解説!
関連記事:LINE広告とは?運用するコツやメリット、ターゲティング項目についても解説!

SNS広告は費用対効果が高くおすすめ!

SNS広告は比較的少額から始められるだけではなく、上手く運用すれば高い効果を期待できます。

ただ、SNS広告は「どのSNSで広告運用するのか」が非常に重要です。自社の年齢層やターゲットを明確にした上で、それぞれのSNSの特徴を比較した上で決めるようにしましょう。

この記事ではSNSの特徴については軽くしか触れていません。SNSの詳しい特徴やターゲットを知りたい人は添付した記事から選んでご覧ください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

最近の記事

  1. 11/9クラウドファンディング成功記念イベントの開催のご報告

  2. 取材記事を外注で強化する!信頼できる委託先の見つけ方と運用のコツ

  3. 取材を受けるメリットと気をつけなければいけないこと

  4. 期待するアクションにつなげるための取材とは

  5. ホームページのライティングは難しい? 外注するときの注意点とは

TOP