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LP

ランディングページとは?最速で成果につながる制作のポイント

「LP(ランディングページ)制作をしたいけど何から手を付けていいかわからない」とお悩みではないでしょうか?

本記事では、最速で成果につながるLP制作のポイントについて初心者の方にもわかりやすく解説しています。Webページから売上を上げたい、問い合わせを増やしたいと考えられている方は、ぜひお役立てください。

LPとは、「着地のページ」という意味

LPとは、言葉の通りに訳すと「着地のページ」という意味になります。言葉の意味通りだと、サイト訪問者が一番最初に見るページのことです。

マーケティングの世界では、縦長の1ページをスクロールして読んでもらう形のクロージングを行うページをLPと呼びます。

もし、自社のホームページから商品が売れない、業績に繋がらないなどでお困りの場合、LPの最適化をオススメします。広告の知識があり自社サイトに誘導できたとしても、LPがお粗末な状態であれば顧客からの問い合わせには至りません。折角の広告予算も無駄になり、1件の成約にかかる集客単価は大きくなるばかりです。

LPの成果が出ないのは感情が欠損しているから

本章では、成果の出ないLPとはどのようなものかを解説します。

LPのデザインがキレイだったとしても、顧客はそれだけで商品を購入したり、サービスを利用しません。なぜなら、顧客自身が買う理由、行動を起こす理由が見つけられない限りは重い腰を上げないからです。

人は論理だけで行動しているわけではなく、感情で行動しています。成果の出ないLPには、感情の部分が欠損していることが多いです。

自社が言いたいことだけを詰め込んだLPとなった場合、宣伝ばかりになってしまい、顧客を満足させることができません。顧客が知りたい内容の論理展開と気持ちに寄り添った内容のLPを制作する必要があります。

成果を出すためのLP戦略

LPの制作から運用までの戦略を「制作・運用・集客」に分けて解説します。

LP制作

<分析>

まずは誰に届けるのか、ユーザー像を明確にするためにペルソナを設計します。ペルソナと、商品やサービスの顧客になる架空の人物像のことです。

その像が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、趣味、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイルなどを細かく設定すれば、ユーザーの気持ちを深く想像できるようになります。

また、Web上で商品に対するニーズを調査するために必要なツールの情報なども交えて、見込み顧客の分析を行います。

この分析がLPの成功に大きく関わってくるため、大変重要なパートです。

<企画>

分析をしっかり行なった上で、LPの構成案を制作します。構成とは、何をどの順番で伝えるか決めること。

顧客が情報を把握しやすいようにページを構成すると、成約につながりやすくなります。

<ライティング>

ライティングを行う上では、4つの条件を満たすように注意してください。

  1. ユーザーの得られる「結果」を提示する
  2. ユーザーの得られる「体験」を提示する
  3. なぜ必要なのかを訴えかける
  4. 今すぐ買う理由を訴えかける

ポイントは「あなたの伝えたいメッセージではない」ということです。ユーザーの欲しいもの、知りたいことを伝えるよう心掛けてください。

<デザイン>

分析・企画・ライティングを元にデザインを作成します。

デザインの注意すべき点は以下になります。

  • ファーストビューでユーザーを惹きつける
  • イメージや画像を挿入して分かりやすくする
  • 申込ボタンは目につく場所に配置する

LP運用

<ABテスト>

LPは1ページで制作されることが多く、修正がしやすいため、改善のサイクルを回しやすいです。

ABテストでは、1つのLPを2パターン制作・配信し、どちらが効果が高いかをテストします。ABテストは専用のソフトも出ており、Google Analyticsでは無料で簡単に設定できます。

ちなみに、3パターンテストするならABCテストになります。

<ランディングページ最適化>

上述した通り、LPの最適化をします。

ABテストを元に、LPの主要な要素(トップイメージ、キャッチコピー、オファー内容、コンテンツ内容、デザインなど)を取り上げて、より効果的なデザインや文言を複数パターン考えます。

<量産>

通常1つのページにさまざまなキーワードで集客していますが、実際は検索キーワードによってニーズは多岐にわたります。

そのさまざまなニーズは、1つのLPで満たせません。そのため、LPを複数作り、キーワードや発信する媒体によって使い分けることが効果的です。

複数のLP制作は、手間やコストの点から現実的ではないと感じられるかもしれません。しかし、全てをイチから制作するのではなく、キャッチコピーやボディコピーの一部を変更し、デザインも内容もほぼ一緒のLPであれば、量産することは難しくありません。

1つのLPから大量の成果を生むのではなく、小さな成果を複数のLPで積み上げて生むことがコツです。

LPへの集客

<Web広告>

LPができたら、集客を考えます。集客方法で一番のオススメは「Web広告」です。理由は単純で、費用をかければアクセスを買えるからです。

特に、PPC広告(※)は1クリック数円から開始でき、費用対効果が高いです

※:クリック1回ごとに支払う広告のこと

関連記事:Web広告の種類と特徴を徹底解説!

<コンテンツマーケティング>

コンテンツマーケティングとは、オウンドメディアなどでコンテンツを配信して見込み客を引き寄せ、商品の購入や問い合わせに繋げる方法です。

ただし、コンテンツマーケティングは成果が出るまで時間がかかります。そのため、即効性のある広告での集客と同時並行で進めるのがいいでしょう。

<メールマーケティング>

メールマーケティングの方法は2つあります。「メールマガジン発行」と「ステップメール(※)を組む」方法です。

※ステップメールとは、あらかじめ配信設定をしておいた複数のメールをスケジュールに沿って、順次配信する仕組みです。ストーリー性を持って配信することが大切となり、最後に着地点に誘導させることが目的です。

どちらの方法もメールアドレスを集め、メールを配信し、ブログやLPに誘導します。

メールマーケティングを成功させるポイントとして以下の点を押さえましょう。

  • ペルソナを設定して「良い情報」を届けることを意識する
  • 読み手に伝わる言葉を使う
  • メールが開封されやすいタイミングを見つける
  • 適切な頻度で配信する

メールマーケティングは、低コストで高い成果が見込まれる方法のため活用していきましょう。

まとめ

本記事ではLPを制作する上で、土台となる考え方やポイントを紹介しました。

重要なことは、いかに「ユーザーの知りたいことを伝える」かです。

そのシンプルなことを徹底すれば、成果の出るLP制作ができるようになるでしょう。

LP制作・運用について更に詳しく知りたい場合は、是非お問い合わせください。

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senotaka

営業職に14年従事し、2022年からwebライターとしてのキャリアをスタートさせました。webライターとしての経験はまだ浅いものの、営業を通じて培った「お客さま目線での提案」というこだわりを前面に出して、発注者さまと読者を感動させる仕事を目指しています。

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