LINE広告とは?運用するコツやメリット、ターゲティング項目についても解説!

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「広告としてのLINEってどうなの?」「使っている人があまりいないイメージ」と思っている人も多いのではないでしょうか。 メッセンジャーアプリ「LINE」は日本人であればほとんどの人が利用していますよね。ただ、広告としてLINEを利用すべきなのか理解できてない人も多いでしょう。そこで本記事ではLINEを広告として利用するメリットや運用する際のポイントなどを解説します。
  • LINE広告と他のSNS広告との違い
  • LINE広告が表示される場所
  • 利用するメリットや運用のコツ

LINE広告とはLINE株式会社が運営するサービスに表示できる広告

LINE広告(旧LINE Ads Platform)とは、メッセンジャーアプリ「LINE」やその他LINE株式会社が運営するサービス内に表示される広告です。 他のSNS広告との最も大きな違いは「国内ユーザー数」。「LINEのユーザー属性=日本人」とも言えるほど、国内では世代・性別・地域に関わらず多くの人が利用しています。2022年12月時点のLINE月間ユーザー数は9,400万人となっており、これは日本人口の約75%を占めている計算になります。 したがってLINE広告はほぼすべての日本人にアプローチできるため、多くの広告主にとって優秀な広告となる可能性も大いにあるでしょう。 関連記事:SNS広告とは?これを見ればどのSNSを利用すべきか分かる!

LINE広告のメリットは4つ

  • 広告の配信面が多い
  • 先行者利益を得られる
  • アプローチできる数が多い
  • ターゲティング精度が高い

メリット1.  広告の配信面が多い

LINE広告が表示される場所はLINEアプリ内だけではありません。掲載場所は以下のような例が挙げられます。
  • LINEのトークリスト
  • LINEVOOM
  • LINEマンガ
  • LINEショッピング
  • クックパッド
LINE株式会社が運営するサービス内だけではなく「クックパッド」を含む1万を超える提携サービスにて広告を表示できます。 他のWeb広告と異なり、広告が掲載される場所の選択はできません。したがって、フォーマットを設定すれば自動的に適切な掲載場所に広告が表示されます。

メリット2. 先行者利益を得られる

メッセンジャーアプリ「LINE」は他のSNSとは比べ物にならない知名度と利用者数を誇っています。 ただ、広告としてのLINEはまだまだ利用者は少ないと言えるでしょう。 Web広告は基本的にオークション形式を採用しているため、競合が多ければ多いほど費用対効果は悪くなる傾向があります。 LINE広告はFacebook広告やTwitter広告に比べてまだまだ利用者が少ないため、他のSNS広告と比べても費用対効果が高くなる可能性も十分に考えられるでしょう。 関連記事:Facebook広告とは?特徴や費用、配信場所などを詳しく解説 関連記事:Twitter広告とは?種類やメリット、仕組みなどを解説!

メリット3. アプローチできる数が多い

冒頭でも述べたように、LINEは他のSNSに比べても圧倒的に利用者数が多いです。 代表的なSNSであるInstagramは3,300万人、Twitterは4,500万人ですので2〜3倍ほどの利用者がいることになります。 また、LINEはコミュニケーションツールですので他のSNSと比べてアクティブユーザーの割合も大きいです。 当たり前ですが、Web広告に限らず人がいないところに広告を表示しても意味はありません。 より多くの人に見られる可能性がある場所にこそ広告を掲載する価値が生まれます。そういった意味でLINE広告は多くのユーザーに見られる可能性があるため、広告としての利用価値は大きいでしょう。

メリット4. ターゲティング精度が高い

LINE広告は特定のユーザーのみに広告を配信できる「ターゲティング機能」があります。 他のSNS広告と比べてもターゲティング項目が豊富で、項目は大きく分けて以下の3つです。
  1. オーディエンスセグメント配信
  2. オーディエンス配信
  3. 類似配信
以上のターゲティング項目を最適に組み合わせることによって、自社の求めるユーザーに対してピンポイントで広告を表示できるようになります。 ターゲティング項目の詳しい解説は後述するのでご覧ください。

LINE広告の課金形式は3種類

  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • 友だち追加課金

クリック課金

クリック課金とは広告がクリックされて初めて費用が発生する課金形式です。つまり、広告が表示されたとしてもクリックされなければ費用は発生しません。 「クリックされた回数=集客できた回数」と言い換えられるため、そこまで無駄な費用が発生しないのが特徴です。 クリック課金に限らず課金形式は、広告の運用目的によって利用できる種類が異なる点を理解しておきましょう。

インプレッション課金

インプレッション課金は広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金形式です。クリック課金のようにクリックされた回数で費用は変わりません。 つまり、目を引ける広告であればあるほど「1,000回表示あたりのクリック回数」が多くなり費用対効果も高くなるわけです。 インプレッション課金だけに該当する話ではありませんが、一目見て広告をクリックしたくなるようなクリエイティブ作成を心がけるようにしましょう。

友だち追加課金

友だち追加課金とは、公式LINEを友だち追加させることを目的とした「友だち追加広告」にて適用される課金形式です。言葉の通り、友だち追加されるたびに費用が発生するようになっています。 公式LINEと友だちになってもらい、そこから集客、商品・サービスの購入を促す戦略の場合には利用してみてください。

LINE広告のターゲティングは3種類

  • オーディエンスセグメント配信
  • オーディエンス配信
  • 類似配信

オーディエンスセグメント配信

オーディエンスセグメント配信とはいわゆる一般的なターゲティング項目で、ユーザーの基本的な属性でターゲティングを行う手法です。 オーディエンスセグメント配信の細かい分類と特徴は下記の表をご覧ください。
セグメント名 特徴
地域セグメント ・ユーザーの住んでいる都道府県や市区町村単位で指定できる ・勤務地や現在地での指定も可能
年齢セグメント ・14歳〜65歳までおおよそ4歳ごとに限定して指定できる ・12区分から選択可能
性別セグメント ・男性・女性を指定できる
OS ・iOS・Android OSや各OSの特定バージョンのみの指定もできる
趣味・関心セグメント ・ユーザーの趣味や興味に基づいて指定可能 ・項目は20種類以上 ・例:ゲーム・ファッション・旅行など
行動セグメント ・ユーザーの行動に基づいて指定できる ・例:テレビ視聴頻度・直近での転居経験など
属性セグメント ・ユーザーの家族構成や職業などの属性に基づいて指定可能 ・例:家族構成・年収など
以上の項目を組み合わせて利用することも可能なため、「20歳〜24歳の男性でゲームに興味がある人にだけ広告を表示したい」といったターゲティングもできるわけです。 1つだけに絞るのではなく、自社の求めるユーザーに近づくように複数の項目を組み合わせて利用するようにしましょう。

オーディエンス配信

オーディエンス配信はすでに自社との接点があるユーザーに対して利用できるターゲティングです。 オーディエンス配信の仕組みは、自社の保有している情報とLINEのデータを組み合わせることによって可能になっています。 詳しい仕組みよりも、一旦は「自社とLINEのデータを利用してできるターゲティング」と認識しておいてください。 例えば、自社サイトにて商品を購入したユーザーにのみ広告を表示したり、逆に表示しなかったりもできます。 不特定多数に広告を表示するよりも、一度自社と接点があるユーザーに広告を表示した方がコンバージョン率(CVR)は高くなるでしょう。 オーディエンス配信で利用できる種類と特徴は下記の表をご覧ください。
オーディエンス名 特徴
ウェブトラフィックオーディエンス ・サイトに来た、もしくは購入したなど特定の行動をしたユーザーを指定できる
モバイルアプリオーディエンス ・アプリ内課金などアプリ内での行動をもとに指定できる
IDFA/AAIDアップロード ・自社が保有するIDFA/AAIDをLINE上にアップロードすることで指定できる ・IDFAはiOS端末のデータでAAIDはAndroid OSのデータ
電話番号アップロード ・電話番号アップロードでLINEに電話番号を登録しているユーザーに指定できる
メールアドレスアップロード ・メールアドレスも電話番号と同様に指定できる
LINE公式アカウントの友だちオーディエンス ・LINE公式アカウントを友だち登録しているユーザーを指定できる
動画視聴オーディエンス ・LINE広告で配信した動画を視聴したユーザーを指定できる
画像クリックオーディエンス ・LINE広告で配信した画像をクリックしたユーザーを指定できる

類似配信

類似配信とはオーディエンス配信にて獲得したユーザーデータに似たユーザーに広告を配信する仕組みです。 例えば、自社サイトに来たユーザーに類似しているユーザーのみに広告が表示できます。類似濃度は1%〜15%まで1%間隔で設定でき、パーセントが小さいほど「似ているユーザー」です。 ただ類似濃度が低すぎるとそれだけ該当するユーザーも少なくなってしまうため、目的に合わせて濃度を調整するようにしましょう。

LINE広告の効果を最大化するポイントは3つ

  • PDCAサイクルを回す
  • 広めに広告を配信する
  • 最適なフォーマットを決める

運用ポイント1. PDCAサイクルを回す

LINE広告に限らずWeb広告は「とにかくPDCAサイクルを回すことが重要」だと認識しておきましょう。 LINE広告では広告の効果をデータとして確認できるため、日々データ分析を行って改善していく意識を持つことが必要不可欠です。 データ分析の項目としては以下の例が挙げられます。
  • クリック率
  • クリック単価
  • 表示回数
広告の運用方法によって注視する項目は異なりますが、いずれの場合でも毎日広告効果のチェックをしましょう。

運用ポイント2. 広めに広告を配信する

ターゲティング項目に関して、まずは広めに配信するのがおすすめです。 どれだけ広告を運用してきた人でも、LINE広告での最適な運用方法を最初から完全に理解するのは不可能に近いと言えます。 自社の商品やサービスの理解があったとしても、LINE上で広告を見るユーザーは他の広告プラットフォームのユーザー属性とは異なるため、最適なターゲティング項目を把握するのは難しいです。 つまり、初心者や経験者に限らずまずは広く広告を配信して、実際に広告効果を見てから広告を表示する範囲を狭めていくのが良いでしょう。 当然、確実にターゲットにならない年齢や性別などは最初から外しても良いですが、少しでも曖昧だと思うのであればまずは配信して効果を見てみてください。

運用ポイント3. 最適なフォーマットを決める

LINE広告で利用できるフォーマットは画像・動画・カルーセル(複数の画像)の3つです。 最適なフォーマットは会社ごとに異なるため、一概にどれがおすすめとは言い切れません。 動画広告に関しては作成の手間がかかるため、ひとまずは画像で広告を作成するのがおすすめです。 ただ、多くの広告主はそのような考えで広告を運用しているため、画像広告の競争率は高くなっています。 画像広告にある程度慣れてきて効果を実感できれば、動画やカルーセルなど競合が少ないフォーマットにもチャレンジしてみてください。

LINE広告は多くの人にアプローチできる!

LINE広告は他のSNS広告と比べても圧倒的に多くのユーザにアプローチできる可能性があります。 加えてまだまだ利用している広告主も多くはありません。他のWeb広告を運用しているのであれば、同じフォーマットを使いまわせたり少し修正するだけで使えたりする場合もあると思います。 他の広告ではアプローチできないユーザー層に対して広告を表示できる可能性もあるため、ぜひチャレンジしてみてください。 LINE広告以外の公式LINEの運用や社内でのLINE利用について興味がある人は下記の記事を参考にしてみましょう。 関連記事:LINEマーケティングをBtoBで成功させる3つの活用方法を解説!
#LINE#SNS#広告
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