突然ですが、SEOにおけるリライトの目的はご存じでしょうか?
「正しい日本語の文章に書き直す」
「誤字脱字を修正する」
「接続詞や助詞を追加して読みやすくする」
上記のように「読みやすくわかりやすい内容にするのがリライト」と捉えている方もいらっしゃると思います。
しかし、SEOにおけるリライトはこれだけでは不十分です。
もしも「リライトしているのにSEOの評価が変わらない」という場合、SEOで評価されるリライトにつながっていないかもしれません。
本記事では、SEOにおけるリライトの概要から目的まで解説します。リライトすべき記事の選び方やリライトのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
SEOにおけるリライトは「文章を書き直すだけ」ではない
リライト(rewrite)は「文章を書き直す」という意味を持つ英単語です。 しかし、SEOにおけるリライトは「文章を書き直すだけ」ではありません。 なぜなら、検索エンジンは「内部リンクの設定」といったWebサイトの内部構造も評価基準にしており、本文の書き直しだけでは十分な評価を得ることがむずかしいからです。 SEOの評価を高めるためには、検索エンジンに評価されるコンテンツに書き換える(リライト)する必要があります。 リライトによってWebサイトの内部構造が改善されると、検索エンジンからの評価が高まります。 さらに、「漢字とひらがなのバランスを見直す」「長い文章を短くして読みやすくする」といった本文の修正を加えることで、ユーザーの検索満足度の向上につながるでしょう。 検索エンジンとユーザーの両方から高評価を受ければ、検索順位の大幅な改善も期待できます。SEOにおけるリライトの目的とは「検索順位を向上または維持する」こと
SEOにおけるリライトの目的とは、検索順位を維持または向上させることです。 SEOの改善は検索順位に直結します。 特定のキーワードで自社サイトが上位表示されると、検索エンジンから流入するユーザーの大幅な増加を見込めるでしょう。 流入数が増えると、CV率(成果率)にも好影響をあたえます。 商品やサービスの売上アップや問い合わせ件数の増加など、メディアを運営するとさまざまなメリットを受けられますが、そのためには上位表示が重要です。 一度上位表示できた記事も、検索トレンドの変化や競合記事の台頭などによって、順位が変動するかもしれません。 高い評価を得たコンテンツをそのままにして、検索エンジンやユーザーからの評価が下がるのはもったいないですよね。 定期的にリライトして、自社の資産を有効に活用しましょう。検索エンジンのアルゴリズムに対応するためにリライトは重要
検索エンジンのアルゴリズムに対応することも、リライトの重要な役割です。 検索エンジンのアルゴリズムとは「検索エンジン独自の評価に基づいて、コンテンツに順位をつけるシステム」を意味します。 アルゴリズムには、ユーザーの検索満足度を向上させる目的があります。 日々変化するユーザーのニーズに対応するため、微細な変更から大幅な変更まで日々更新されているのです。 例えば、Googleのアルゴリズムは、2022年に2回ほど大幅な更新を実施しています。 2022年の5月と9月に実施された更新は「コアアップデート」と呼ばれ、検索順位にも大きな影響を及ぼしました。 このように、コンテンツが一度上位表示されても、常にその順位を保てるわけではありません。 検索エンジンの評価基準は、アルゴリズムの更新によっても変化します。 変化する評価基準に対応するためにも、定期的なリライトが欠かせません。SEOでリライトすべきコンテンツには4つの特徴がある
では実際にリライトする記事はどのように選んだらよいのでしょうか?- 情報が古いコンテンツ
- 上位表示が近いコンテンツ
- 順位が大幅に下落したコンテンツ
- 上位表示されているのにCTRが低いコンテンツ
情報が古いコンテンツ
情報が古くなっているコンテンツは、リライトによって最新情報に更新しましょう。 過去に掲載した情報を放置すると、情報の鮮度が落ちてしまいます。 古い情報が掲載されたままだと、「この情報は古くて当てにならない」とユーザーが落胆してしまうかもしれません。 ユーザー離れが起きると、検索エンジンからの評価が低下する可能性もあります。 情報鮮度の落ちたコンテンツを見つけたら、なるべく早くリライトしましょう。上位表示が近いコンテンツ
上位表示が近いコンテンツもリライトの対象です。 具体的には、検索順位の11位から20位のコンテンツをリライトしましょう。 なぜなら、11位から20位のコンテンツは、上位表示まであと一歩という高評価をもらっているからです。 タイトルの変更やキーワードの追加といった軽度な改良で、そのコンテンツは1ページ目にジャンプアップできるかもしれません。 検索順位の1ページ目に表示されるコンテンツとは、1位から10位までの評価を獲得したコンテンツ。一方、11位以降のコンテンツは2ページ目以降に掲載されるため、ユーザーの目にとまりにくくなります。順位が短期間で大幅に下落したコンテンツ
それまでの順位から、短期間で大幅に下落したコンテンツは早急にリライトすべきです。 なぜなら短期間で急激に掲載順位が低下した場合、検索エンジンからペナルティを受けている可能性があるからです。 ペナルティを受けたコンテンツがサイトに増えると、Webサイト全体が低評価されてしまうかもしれません。 原因としては、キーワードの不自然な詰め込みや、リンクの不適切な設置などが考えられます。 早急に原因を分析してリライトによって改善しましょう。上位表示されているのにCTRが低いコンテンツ
CTR(Click Through Rate)とは、表示された回数のうち、実際にユーザーがクリックした回数の割合を指した指標です。 上位表示されているのにユーザーがクリックしていない場合、流入数は高い数値を示してもCTRは低い数値となります。 リライトによってCTRを改善できれば、上位表示されて流入数が多い分、大幅なCTRの増加も期待できるでしょう。 ちなみに、CTRの計算式はこちらです。 CTR=クリック数÷コンテンツの表示回数×100 (例)クリック数が100回、コンテンツの表示回数が1,000回の場合 100÷1000=10%SEOにおけるリライトのコツ3選
- タイトルやディスクリプションのリライト
- 内部リンクの設定
- ユーザーが読みやすい文章にリライトする
タイトルやディスクリプションのリライト
タイトルやディスクリプションは、ユーザーの興味をひく内容にリライトしましょう。 検索エンジンにキーワードを入力した際に、まずユーザーの目にとまるのがタイトル。 ユーザーの多くはWebサイトのタイトルを読んで「このサイトなら知りたい情報があるかもしれない」と参考にしています。 タイトルの下には「ディスクリプション」というWebサイトの説明文が記載されていますが、こちらもユーザーにとって大切な判断材料です。 タイトルとディスクリプションの両方をリライトすることで、自社サイトをクリックしてもらえる確率が高まります。内部リンクの設定
内部リンクの設定もリライトに重要な項目です。 内部リンクとは、コンテンツとコンテンツをつなぐリンクのこと。 自社サイト内にある関連性の深いコンテンツ同士をリンクすることで、ユーザーと検索エンジンの双方に役立つ施策となります。 適切な内部リンクの設置は、検索エンジンのクローラビリティも向上させます。 クローラビリティが向上すると、クローラーが効率的に自社サイトの情報を収集してくれるようになるため、検索エンジンからの評価が上がりやすいのです。 また、関連性のあるコンテンツをつなぐとユーザーの回遊防止にも役立ちます。 インターネットで情報を集めていると、「知りたい情報がなかなか見つからない」「探している時間がもったいない!」と、ついイライラしてしまった経験はないでしょうか? 適切に内部リンクを設置すると、サイト側から「こちらの記事も役に立ちますよ」とユーザーに提示できるため、ユーザーの満足度向上につながります。 関連記事:まず押さえるべきSEOの内部対策7選!プラグインやツールも紹介ユーザーが読みやすい文章にリライトする
本文の読みやすさにも手を加えましょう。 アクセスしてくれたユーザーに満足して帰ってもらうためにも、読みやすくわかりやすい文章にリライトします。 特にWeb記事には「簡単にアクセスして情報をチェックできる」「いつでもすぐに離脱できる」といった特徴があります。 タイトルや見出しがユーザーの興味をひくものであっても、本文が見づらい場合、ユーザーはあっという間に離脱してしまうかもしれません。 「この記事は読みやすそう」と思ってもらえるように、漢字をひらがなにしたり適度に改行を入れたりして、読みやすい文章にリライトしてください。 検索エンジンとユーザー両方に評価されるWebサイトを構築して、自社の検索順位を上位に表示させましょう。 関連記事:SEOライティングとは?初心者が今すぐできる意識やコツを解説! 関連記事:【初心者必見】SEOライティングのコツを9つ紹介SEOリライトの後は必ず順位チェックも行う。
SEOコンテンツをリライトした後は、順位に変動があるかどうかをチェックしてください。 検索順位の変動は、リライトの効果を確認する指標となります。 ただし、リライトした後のコンテンツの順位が変動するまでには、一定の期間がかかります。 リライトされたコンテンツが、再度検索エンジンにインデックスされるまでには、一定の時間がかかるためです。 サイトのドメインパワーなどにも左右されますが、リライト後の成果が出るまでに1ヶ月ほどかかるでしょう。なお、検索ボリュームの少ないロングテールキーワードを狙った記事は、リライトの効果が比較的早く現れやすい傾向があります。 リライトの評価を検索順位の変動によって確かめましょう。 関連記事:SEOとは?基本知識やメリット、具体的な流れをわかりやすく解説 #SEO#ライティング#リライト
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